no.72 幸福の 離につながる 三合で

幸福の 離につながる 三合(さんごう)で

宗教団体「幸福の科学」の創始者の大川隆法氏が、急死されたとの報道がありました。現在のところ、詳細については教団側から何ら発表がありません。しかし、大川氏の遺産や教団の莫大な資産についての争いが深く進行しているようすです。大川氏の命式からは、多くの情報を読み取ることができます。年柱の通変星(つうへんせい)が「正財(せいざい)」で、日柱も同じく「正財」、2つの正妻の星が存在していることから、二度結婚する意味で、これは事実の通りです。また月支元命(げっしげんめい)」が「食神(しょくじん)」ですので、富裕な生活を送ることも約束されていたと云えます。満30才で「幸福の科学」を設立していますが、丁度大運の替わり目に当たり、その後の大運の移りも、財星・印星・官星と順調に成功を収めてきた人生であったことでしょう。そして2023年、突然の死を迎えます。2023年の干支「癸卯(みずのとう)」、月干「乙未(きのとひつじ)」、日干「乙亥(きのとい)」が重なり、三合が完成した年です。四柱推命には「合は離につながる」という格言があります。三合が完成したことにより、終末を迎えたということでしょうか。また、大運は「辛丑(かのとうし)」の巡りで、月干「乙未」とは天戦地冲の形となり、「丑未」の財産争いの組合せが現れています。シンボルを失った宗教団体の行方が注目されます。

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