no.71 所得制限 説を変えるは 卯酉冲

所得制限 説を変えるは 卯酉冲(うとりちゅう)

自民党内で、児童手当の所得制限を撤廃するかどうかを巡る議論が活発になってきました。児童手当は、世帯主収入が1200万円以上を超える世帯には給付されていません。しかし野党各党は、「すべての子どもの育ちを支える観点から所得制限を撤廃すべき。」と主張し、これにまた茂木自民党幹事長が賛意を示した形となっています。しかし、日経新聞の世論調査では「撤廃すべきでない」が全体の54%で、「撤廃すべき」は38%と賛否が分かれています。そもそも自民党は「所得制限ありき」論派が主流のため、茂木幹事長のコメントに党内で是非が揺れています。この茂木氏の命式ですが、今年2023年の「癸卯(みずのとう)」が巡ったため、月柱「乙酉(きのととり)」と「卯酉(うどりのちゅう)」という凶現象が現れ、議論を紛糾させているとみています。しかし、今年は統一地方選挙の年でもあり、幹事長としては何としても自民勝利に導くため、所得制限撤廃を盛り込んだものと思われます。「卯」が巡って「酉」」が動き、「酉」が動いたために日柱「辛丑(かのとうし)」に影響し、結果的に「酉丑の半会(とりうしのはんかい)」で自民がまとまり勝利へとつながるシナリオと看ますが、これからの選挙シーズンが楽しみです。

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