no.102 イスラエル 思惑外れ 倒食で

イスラエル 思惑外れ 倒食(とうしょく)で

10月7日早朝、ガザ自治区でのハマスのイスラエルに対する攻撃は警告なく始まりました。イスラエル側は、寝耳に水だったようです。このことは、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の命式からも伺えます。例によって外国人の命式を看るときは時差を考慮して2種類作成しますが、今回は公表されている生年月日の翌日を採用します。そうしますと、ネタニヤフ首相にとっては2023年が丁度大運(十年運)の替わり目に当たります。そして巡る通変星は「倒食(とうしょく)」です。大運の最終年は、次の大運に移る大きな環境の変化に当たりますので、この時期の運気は不安定で、何かと問題が沸き上がってきます。また倒食は、当てがはずれるとか、第三者に足を引っかけられ迷惑を被る、という意味があります。またネタニヤフ氏の日柱は「乙酉(きのととり)」ですので、今年の干支の「癸卯(みずのとう)」とは「卯酉の冲(うどりのちゅう)」という凶意激しい衝突現象を表しており、紛争ぼっ発を予見するものです。はたして今回の紛争はいつまで続くでしょうか。2024年の干支「甲辰(きのえたつ)」は月柱「甲戌(きのえいぬ)」と「辰戌の冲(たついぬのちゅう)」と冲現象が続き、紛争は一層激しくなると看られます。そして2025年の干支が「乙巳(きのとみ)」で、年柱「己丑(つちのとうし)」および日柱「乙酉」が重なり、「巳酉丑の三合」が完成することとなり、ここで手打ちを迎えると看ることができます。一刻も早く世界に平和が訪れることを願います。

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