no.101 傷官は 日銀政策 変えれるか

傷官(しょうかん)は 日銀政策 変えれるか

物価の上昇が少し落ち着きを見せつつある中、ウクライナ戦争に続いてイスラエル戦争も始まり、エネルギー価格の上昇による物価高騰が心配されます。また、現在の円安水準も輸入価格の膨張に大きな影響を与えており、日銀の政策動向が気になるところです。そこで今回は植田和男日銀総裁の命式から、政策変更のタイミングを探ってみます。東京大学理学部出身だけあって日柱の干支は、頭脳明晰の星である「金水傷官(きんすいしょうかん)」となっています。そして十二運は帝旺ですので、意外と頑固な性格かもしれません。2023年2月に前任の黒田東彦氏の後任として日銀総裁に就任しました。年支と月支は「卯酉の冲(うどりのちゅう)」となっており、今年の干支の癸卯(みずのとう)が巡って、冲の衝き動かされる作用が働き、総裁就任となりました。今年の通変星は「比肩(ひけん)」です。比肩巡りで自分自身が強い立場にありますが、金利を「偏財(へんざい)」と見立てれば、これを抑えるのが比肩になりますので、2024年2月までの政策変更はなさそうです。しかし、2月以降は可能性ありです。その根拠は、来年は大運(十年運)の最終年に当たっていること、そして「傷官」巡りだからです。元来、天才肌の植田総裁ですが、傷官が巡って来年は一層頭脳がフル回転するとともに、傷官は財の元でもあるからです。大運の替わり目で、大きな政策変更のタイミングと看ます。果たしてこの見立てはどうなるでしょうか。

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