no.86 歌舞伎界 跡目争い 子卯の刑

歌舞伎界 跡目争い 子卯の刑(ねうのけい)

歌舞伎俳優の市川猿之助さんと両親が、自宅で倒れているのが見つかり、両親が死亡した事件がありました。事件の全容はまだ明らかになっていませんが、猿之助さんの命式からは、跡目争いが原因ではないかと推察されます。年柱の干支が「乙卯(きのとう)」で、日柱が「丙子(ひのえね)」で、「子卯の刑(ねうのけい)」を持っています。そして今年の干支が「癸卯(みずのとう)」ですので、この卯が巡って「子卯の刑」は必ず作用します。さて、「子卯の刑」ですが、近親の者に迷惑をかけたり、自分の利益を優先して、自分勝手な行動から礼を失することになるとあります。結果的に両親を巻き添えにしたことはまさにこの星が絡んでいます。また、年柱の通変星は、印綬/印綬とあり、祖先や親が名門・名家の出身であることの証左ですが、年支「卯」と月支「亥」は三合半会の形で、乙が出現し、さらに印綬が現れます。年柱は先祖の引継ぎの柱ですが、ここでの印綬大過が、伝統芸を受け継ぐことに揺らぎを生じさせているのかもしれません。将来的には、従兄である香川照之の息子の団子が澤瀉屋を継承するかなどと報じられていますが、大吉星である印綬も多すぎると凶象を引き起こす一例かもしれません。

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