no.258 福岡議会 偏財巡り 告発へ
福岡議会 偏財(へんざい)巡り 告発へ
話題の福岡県議会のカツアゲ問題です。登場人物は3人で、2020年の議長就任時に金銭を要求されたと告発した吉松源昭氏、金銭を受け取ったとされ7月に議員辞職した中尾正幸氏、そして議会のドンと言われている蔵内勇夫氏です。四柱推命のテーマとしては、なぜこのタイミングで吉松氏が告発という行動に出たのか?吉松氏の命式を追います。まず、2020年に金銭を要求され議長就任を果たしました。この年が「倒食」巡りです。「倒食」は「印綬」と共に名誉がつくという印星ですが、「印綬」は無償の名誉、「倒食」は有償の名誉と言われています。つまりお金を出さなければ名誉を手に入れることはできません。選挙においても、「印綬」は絶対的な支援者ですが、「倒食」は当てにならない支援者となります。1年で議長は降りることになり、2024年「甲辰」で自民党を離党します。月柱「丙辰」との「辰辰の自刑」と、大運「壬戌」との「辰戌の冲」が影響した、分離現象とみることができます。ポイントが今年「偏財」巡りでの告発です。この「偏財」には「慷慨(こうがい)の気質」という意味があります。「慷慨」とは、世の中の不正や思い通りにならない現実に対して憤り嘆くこと、心を奮い起こして意気が盛んになることとされています。この慷慨現象で、告発に踏み切ったと看れます。さて一方、告発された中尾氏です。今年が「倒食」巡りで、日柱「戊寅」とは「寅午半会」でさらに「丙(倒食)」が出現します。これはストレートに、第三者に足を引っ掛けられるという「倒食」そのものの現象です。起こるべくして起こったという感じです。さて今回の金銭授受には直接関わっていないとされている蔵内県議会長ですが、さすが議会のドンと言われる人物像です。生日干支は魁罡(かいごう)の「壬辰」で、月支元命が「比肩/帝旺・羊刃」という強烈な個性です。日本獣医師会会長も務める名士です。月柱「甲子」は「午」と「子午の冲」となりますので、心穏やかな状況にはないのではないでしょうか。

