no.140 総裁選 印綬効果も いばら道

総裁選 印綬(いんじゅ)効果も いばら道

石破茂氏が、自民党の新総裁に選出されました。この世相川柳でも、「印綬」の石破氏、「正官」の高市氏、「大運」の小泉進次郎氏と、この3人が有力とお伝えしてきました。するとやはり、印綬効果は絶大でした。前回の総裁選も、岸田文雄氏がやはり印綬巡りでした。印綬という星は陰の印星で、引立て、支援を意味しますので、選挙には打ってつけです。同じ印星でも、陽の印星にあたる「倒食(とうしょく)」とは大きな違いがあります。また、印綬を「無償の愛」、倒食を「有償の愛」ともいい、印綬の支援は心から願うものである一方、倒食は見返りを求められる支援です。選挙における倒食巡りは、当てがはずれると看て、期待が裏切られる意味になります。先の東京都知事選での、蓮舫氏がそうでした。しかし、石破新総裁の命式からは、これからの任期4年は、相当ないばら道であることを示しています。巷では、年内に衆議院選挙が実施されるとのことのようですが、来年1月までは印綬効果も続きますので、自民党にとっては無難な船出になるのではないでしょうか。しかし、石破新総裁の命式では、2025年は厄介事に見舞われる「倒食」、2026年は大運の替わり目に当たっている上に、不祥事が発覚するという「劫財(ごうざい)」巡りです。ここでも岸田政権3年目と同じことが起こるのでしょうか。そして4年目に当たる2027年は、「丁未(ひのとひつじ)」で、石破氏の日柱の干支が「丁未」。同じ干支が重なるのを「転址殺」といい、吉凶が両極端に現れるというものです。石破氏の運気は、自民党の運気そのもので、ひいては日本国の運気です。果たして、どうなっていくでしょうか。

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