no.95 風力に　馬主あおられ　卯酉冲

風力に　馬主あおられ　卯酉冲（うどりちゅう）

９月７日、秋本真利衆院議員が収賄容疑で逮捕されました。洋上風力発電会社側に有利な国会質問などをした便宜の見返りに、秋本氏が運営する馬主組合が多額の資金を受領したという疑いです。この事案においても２０２３年の干支「癸卯（みずのとう）」が大暴れしています。四柱推命のルールに、同じ十二支が３つ揃うと、凶意の激しい冲現象が起きるというのがあります。今回は卯が３つ揃い、卯酉の冲となって現れました。一つ目の卯は、秋本氏の命式の年柱の干支である乙卯（きのと・う）です。そして２つ目が現在の大運（１０年運）に巡る己卯（つちのと・う）で、３つ目が今年の干支の癸卯です。これに加えて、日柱の干支が戊子（つちのえ・ね）ですので、年柱とは「子卯の刑」という凶現象です。これは、我が身の利益を優先して、自分勝手な行動から礼を失するという作用です。また、日干の戊は年運の癸とは干合し、丙（ひのえ）が出現、これは秋本氏にとっては倒食（とうしょく）という通変星に当たり、見込み違いや厄介事に巻き込まれるというものです。秋本氏にとって、冲現象が発生した年柱は自分が身を置く社会を意味し、これによる政治的ダメージは計り知れないものとなりました。

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