no.258 比肩星 不斉自己触媒 受賞する
比肩星 不斉自己触媒 受賞する
今年も、日本人のノーベル化学賞受賞が決まりました。硤合憲三(そあいけんそう)氏です。硤合氏の命式も、これまでの受賞者の傾向を表しています。それでは、これまでの日本人32名の受賞者の傾向を数字で見てみましょう。まずその人自身をあらわす日柱の十干ですが、五行では木気が11人と3分の1を占め最も多く、火気が1人で最小です。これは面白い側面を表しています。つまり、受賞者は火気の特徴である「物事を明らかにしたい」という意識から研究をしているのではなく、木気の「真面目で努力を惜しまない、理想追求タイプ」だということです。十二運を見ると、日柱「養」が6人で最も多く、月柱「絶」が5人で最多です。つまり、性格は「養」で、行動は「絶」ということです。一方、日柱「胎」1人が最小で、月柱「死」が1人の最小です。これも特徴的です。本来、人の成し遂げえないことをするという「胎」の特徴が真逆で出ていることになり、やはり忍耐力の「養」と、「絶」の一風変わった行動をする人ということになります。生れ月が多いのは、1月と9月が7人ずつで最も多く、12月は0で最小です。日支と元命の通変星が最も特徴的です。日支では9人の「比肩・劫財」が最多で、元命も9人の比劫星が最多です。自己主張が強く、自分のやりたいことをやる、という頑固な人物像です。今年受賞の硤合氏も、日支・元命ともに「比肩」です。最後に、受賞年に巡っている通変星を見ると、これはまさに推命論理の通りで、最多は「官星」9人、「印星」9人で、文字通り、地位と名誉が巡る時の受賞となっています。

