no.235 昭和天皇 劫財帝旺 国守る
昭和天皇 劫財帝旺(ごうざいていおう) 国守る
これまで、なぜこの方を取り上げなかったのでしょうか。先日、NHKの「映像の世紀」で昭和天皇が前後編で放送されていました。前編は「立憲君主から現人神へ」、後編は「現人神から象徴へ」というタイトルです。命式の月柱は「偏官/劫財・帝旺」です。一方、日支は「食神・墓」。穏やかな性格ですが、いざという行動は強引で頑固に物事を進める人だったと推論します。五行のバランスでは印星はないものの、他星は均等に配置されておりバランスの良い命式です。時柱/月柱で「巳亥の冲」があり、これが戦火に影響していると思われます。1912年、正官巡りで11才にして皇太子になられます。1926年、今年から丁度100年前、25才で天皇に即位されます。その時の通変は「劫財」です。1941年辛巳、真珠湾の奇襲攻撃で太平洋戦争が勃発します。ここでまず「巳亥の冲」が絡んでいます。また、月支とは「丙辛干合」で「正官」が現れ、まさに日本国の総司令官となります。1945年終戦は「乙酉」です。年・月・日と三柱の「巳」と「丑」とが絡んで「巳酉丑三合」が会局し、ご自身が終戦のまとめ役となります。そして戦後、1947年丁亥で「比肩」巡り、日本国憲法施行、象徴天皇となるのも「巳亥の冲」の時です。崩御されたのは1989年、大運の最終10年目に当たり、87才で大運を越えることができませんでした。推命論から看ますと、「財官双美」の昭和天皇であったから戦争にも突入したでしょうし、また焼野原の中から、戦後の高度成長を経て復興を成し遂げたのではないでしょうか。

