no.25　将棋王　とことん突き詰め　飛刃あり

将棋王　とことん突き詰め　飛刃（ひじん）あり

スポーツや将棋など特殊な才能を開花させその道を究めるというのは、凡人ではなかなかできません。スーパースターの四柱推命の命式をたどってみますと、「やはり何か持っている」、という気がします。将棋の世界においては、数々のタイトルの最年少記録を塗り替えている藤井聡太棋士もその一人です。年柱の干支が「壬午（みずのえうま）」、月柱が「丁未（ひのとひつじ）」で、天干が「丁壬干合（かんごう）」しており、地支が「午未の支合（しごう）」で、以前にもご紹介した「天地徳合（てんちとくごう）」という形です。これは自分が目上の人としっかりと結びつくという意味で、藤井棋士が師匠の杉本昌隆八段とガッチリとタッグを組んで、師匠の指導の下に実力を高めていったことを表しています。また、命式には「飛刃（ひじん）」という特殊神殺があります。これは物事をとことん突き詰める星です。勝負事を好み、ギャンブルでもすってんてんになるまでやる続けるという凶星ですが、ＡＩ将棋を徹底的に研究する一途な姿勢は藤井棋士にとっては吉現象をもたらしていると云えそうです。

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