ホンモノの 帝旺TOKIOか SMAPか
ホンモノの 帝旺(ていおう)TOKIOか SMAPか
中居正広さんと国分太一さんの比較考です。共に不祥事が暴かれたお二人ですが、四柱推命の分析では、何か出来事が起こった時には、通変の重なりというキッカケが必ずあります。不祥事が露見するという通変の重なりは、「劫財(ごうざい)」と「傷官(しょうかん)」。中居さんは、そもそも命式の中に「劫財」と「傷官」を持っています。但しそれは持っているだけで、常にその現象が起こっているわけではありません。逆に、必ずその現象が現れる時期があります。当然に、まずはそのバレてはまずい事柄を抱えていなければなりません。清廉潔白な人に、バレるという現象は起こりえないからです。しかし人間というのは、大なり小なり人に知られたくない事柄を抱えています。そしてそれは、「劫財」か「傷官」が巡ってきた時に、露見するわけです。中居さんの場合は、2024年に「辰」が巡り、年柱・月柱の地支である「子」と「申」が重なり、「申子辰の三合」が完成します。すると「壬(みずのえ)」に変化し、これが「傷官」となって現れ、この年に不祥事が発覚します。国分さんの場合は、大運(10年運)が「劫財・傷官」です。そこに2025年の大運の替わり目というキッカケが重なり、この年に不祥事が発覚します。さらに「巳」が巡っており、「寅巳申の輪刑冲」も完成し、踏んだり蹴ったりの2025年です。それにしてもこの二人、不祥事つながりとは言え、不祥事を起こしかねないものを持っているのか。日支蔵干は共に「劫財」で、強引で偉そうな性格。女性を奪うのも「劫財」です。しかし月支元命は、中居さんは「傷官」で月上には「印綬」もあり、「傷官」の凶意は抑えられています。頭の回転が速く、人懐っこさは周囲を和ませてくれる性格です。一方、国分さんの元命は「偏財(へんざい)」で、世話焼きで周囲の気を引きたい願望があり、特に異性に対しては親切で優しい人です。お二人とも人気者であることは間違いありません。しかし日柱干支は「丙午(ひのえうま)」の「帝旺(ていおう)」です。人の言うことを聞かず、強引に物事を押し進める性分ですが、月柱は「病」ですので、意外と優柔不断な面もあります。中居さんは、日柱は「死」で、月柱が「帝旺」ですので、性格は慎重派ですが、いざ行動に出るとガンガン行くタイプです。いわばこの二人は、性格面と行動面では真反対です。国分さんは案外見掛け倒しで、中居さんが真の「帝旺」かもしれません。