no.162 終結は 三合・方合 苦労あり

終結は 三合(さんごう)方合(ほうごう) 苦労あり

1月20日の大統領就任式を控え、トランプ大統領の人物像を看ておきましょう。とにかく人並みはずれたモノを持っていることは間違いありません。月柱の通変星が、「正官(せいかん)」と「印綬(いんじゅ)」ということは、トランプ氏の地位と名誉は、そもそも兼ね備わっているということです。母親の星である印星は、この月柱だけではなく、年柱にも印綬、日柱が倒食ですので、印星大過です。これが、トランプ氏の数々の「言いたい放題」の正体ではないかと推論します。カナダを51番目の州にとか、グリーンランド購入発言などは、単なる甘えん坊の悪ガキにしか見えません。本心で言っているなら、「劫財(ごうざい)」があってしかるべきです。報道にあるほどこの方は無謀なことをしでかすようには見えません。それどころか、とてもまともな真っ当な人物に看えます。そして十二運が、日柱「冠帯(かんたい)」、月柱「建禄(けんろく)」ですので、やんちゃな性格ですし、実行力も抜群ということです。そしてトランプ氏の運気の巡りが最高です。大運(10年運)の替わり目の初年度となった2024年の歳運(一年運)は、「正官」で見事に選挙に勝利しました。そして大運に巡る「寅」が年月支の「戌」「午」と重なり、「寅午戌の三合」が完成し、そこでの通変星も、「正財/正官」と最高の組合せです。それだけではありません。2025年の「巳」は、月日支の「午」「未」と重なり、「巳午未の南方合」も完成します。ここがポイントとなります。三合と方合が重なると、意見がまとまらないと言われています。またこの三合・方合で印綬が現れます。今年巡る通変星は苦労の星である「偏官(へんかん)」です。これまで支援をしてきたNATOなどの印綬星が口を挟み、ウクライナ戦争の終結はそう簡単ではないことの暗示です。

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