no.157 ウクライナ 印倒変わって 代償か

ウクライナ 印倒(いんとう)変わって 代償か

2025年2月24日で、ウクライナ戦争も丸3年となります。プーチン大統領とゼレンスキー大統領については、開戦当時にこの世相川柳のno.12と13で取り上げました。開戦時、プーチン氏が大運(10年運)の替わり目で「偏官(へんかん)」巡りであったことから何か抑えきれずに戦争を仕掛けたと投稿しました。一方ゼレンスキー氏は、年柱「巳」・月柱「丑」・大運「酉」から「巳酉丑(みとりうし)の三合」が完成している時期で、「正官(せいかん)」巡りから国のトップとして立ち上がり、また三合効果でNATOの支援を受けることができるとしました。そして2024年、ゼレンスキー氏の大運は替わり目に当たり、「印綬(いんじゅ)」巡りであることから、ウクライナ勝利で終わり、ゼレンスキー氏が名誉を受ける一方、プーチン氏は「倒食(とうしょく)」巡りで、当てがはずれると、見通しを立てました。

年明け1月20日にはトランプ政権が誕生します。様々な報道では、戦争終結が近付きつつあるようにも見えますが、まだまだ先行き不透明です。解決が2025年までズレ込みますと、四柱推命の見立てはゴロッと変わります。ゼレンスキー氏は大運が替わったため、三合を支えていた「酉」はなくなりNATOをまとめることはできません。それどころか、無償の支援であったアメリカからの「印綬」はなくなり、「倒食」巡りとなりますので、最終的には領土割譲という代償を出さないと支援をうけることができません。変わった大運には「傷官(しょうかん)」も出現し、さらに歳運(1年運)の「乙巳(きのとみ)」は日柱「丁亥(ひのとい)」とは「巳亥の冲(みいのちゅう)」ですので、大統領の地位も飛ばされてしまいます。一方プーチン氏の2025年は「印綬」巡りで名誉が付き、月柱「己酉(つちのととり)」とは「巳酉半会」から「正財」という財星まで出てきます。この二人の大統領の日柱は丙・丁と火性の陰陽が逆になっています。1年のズレで、こうまでも大きく変わってしまうかどうかは、トランプ氏の手腕次第でしょうか。

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