no.150 103万 比肩動いて 壁崩す
103万 比肩動いて 壁崩す
衆議院選挙での躍進を背景に、国民民主党が与党に対して、「103万円の壁」の見直しを求めています。この政策が実現を見るのか、玉木雄一郎代表の命式を看ます。人物像を表す日支「正官/建禄」は、社会的に人の上に立つという、まさに政治家を表す星です。そして十二運は「胎」、自分の好むことに情熱的に取り組み、理想像を追い求める姿です。月支十二運も「冠帯」ですので、行動派と言えるでしょう。そして現在の大運(10年運)には「癸(みずのと)」が巡り、これが月柱天干の「戊(つちのえ)」、また月支元命にも「戊」で、これらが干合し「丙(ひのえ)」に変化、これが「比肩」となって現れます。自分自身が最も強い状況です。これなら政策実現もあり得そうです。ところが、歳運(1年運)が足を引っ掛けられるという「倒食(とうしょく)」で、不倫が暴露される事態にもなりました。しかし、同じ暴露でも「劫財(ごうざい)」や「傷官(しょうかん)」ですと致命傷になりますが、そこは乗り切れそうです。11月「乙亥」は「印綬(いんじゅ)」巡り、12月「丙子(ひのえね)」は「比肩」である上、日干「丙子」と転址殺ともなり、吉凶両極端に現れるとあります。年収の壁問題については、年内決着かどうかが注目です。