no.133 光る君 大運替わって 主役へと

光る君 大運替わって 主役へと

NHK大河ドラマのファンですので、2024年の「光る君へ」の主役お二人、柄本佑さんと吉高由里子さんの命式を調べて驚きました。お二人ともが、主役が決まったであろう2023年が、大運(10年運)の替わり目、初年度に当たっています。大運の替わり目とは、大運の最終年に当たる10年目と、新しい大運の初年度の2年間を言い、大きな環境の変化の時期です。そしてこの2年間は、新しい環境への産みの苦しみのように、概して苦労が伴います。従って、この主役のお二人にとっても、主役抜擢は喜ばしいことであると同時に、辛い時期にもなります。柄本さんの命式はさすがです。命式には芸能の星である食神(しょくじん)が多く、また人気星である倒食(とうしょく)もあります。2023年は印綬(いんじゅ)巡りでしたので、主役抜擢には最高の星が巡っていました。2024年は比肩(ひけん)ですので、自分の思いが通る、自身が強くなれる時期となっています。吉高さんは、命式中は比肩・劫財(ごうざい)という自我星が多いので、性格的には自己主張の強い方だと推察します。しかし、2023年に限っては、干合現象で人気星の倒食が現れているのも、主役抜擢につながったと看ます。2024年は偏官(へんかん)が巡っていますので、役作りにも相当苦労があったのではないでしょうか。いよいよドラマは、紫式部が源氏物語の執筆に入ったようです。これからの展開も楽しみです。

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