no.68 党首公選 まだまだ遠い 寅午戌
党首公選 まだまだ遠い 寅午戌(とらうまいぬ)
日本共産党が、著書で党首公選制の導入を求めた現役党員の松竹信幸氏を除名処分にしました。除名は党規約では最も重い処分で、同氏は撤回を求めています。確かに志位和夫委員長は、22年間も委員長というトップの地位にいます。普通の組織では考えられないことです。しかし、党首公選制の導入については、やれるとしても相当先のことだと推測します。志位委員長の命式から推測すると、2025年または2026年と思われます。命式内は、月柱「甲午(きのえうま)」、日柱「丙戌(ひのえいぬ)」で、「戌午半会(いぬうまはんかい)」を持っている上、現在の大運が「戊寅(つちのえとら)」ですので、「寅午戌の三合会局(とらうまいぬのさんごうかいきょく)」と、現在は自分自身が最強の運気にあります。これでは、なかなか志位委員長の地位を揺るがすには至りません。2025年には勲章の星である「印綬(いんじゅ)」が巡ってきます。ここで“上がり”と名誉職にでも就いて、公選が行われる可能性はあります。また2026年が丁度大運(十年運)の最終年に当たりますので、この頃に再度、公選制の議論が高まり、やむなく委員長を降りるという見立てですが、いずれにせよこの議論の行方には注目です。