no.67 大運が ホンハイEV 押し上げる
大運(たいうん)が ホンハイEV 押し上げる
かつて、日産自動車の生産技術畑で副最高執行責任者を務めていた関潤氏が台湾の鴻海のEV事業の最高執行責任者に就任しました。関氏と云えば、直近では日本電産の永守会長に見込まれ同社の社長に就いたものの、昨年2022年には、業績悪化の責任を取り、わずか1年で社長を辞任していました。電気自動車を完成車と部品の両面から知る関氏が、鴻海でEVに再挑戦します。関氏のここ数年の命式をたどると、運気の変転がよくわかります。永守会長に引っ張られ、同社の社長就任が2021年の「印綬」巡りです。まさに上からの引き立てを受けるという印綬効果がそのまま現れました。しかし、翌年の2022年は「壬寅(みずのえとら)・比肩(ひけん)」巡りで新たな出発の年のはずですが、月支「巳(み)」と日支「寅(とら)」の「寅巳の刑害(とらみのけいがい)」という凶象が働き、わずか1年で社長の座を追われることになりました。そして2023年が大運(十年運)の最終年です。運気の環境が大きく替わる時期を迎え、新天地で再挑戦することになりました。来年からの新しい大運は「偏財・偏官(へんざい・へんかん)」です。多忙を極め、その結果として成功を収めるという運気ですので、大いにご活躍を期待します。