no.30 北朝鮮 電撃訪問 巳酉丑
北朝鮮 電撃訪問 巳酉丑(みとりうし)
政治家の方々の命式を見てますと、一定の傾向を見出すことができます。まず仕事の星やお役人・地位の星と云われる「正官(せいかん)」という通変星を持っている政治家が多いと思われます。これはなるほどと納得のいく点です。また五行のバランスが良い方が多くおられます。岸田文雄内閣総理大臣は、年月日の3柱で5行がすべて揃っています。しかし前回取り上げた河野太郎大臣のように偏った五行の方も随分おられ、その代表格が小泉純一郎元内閣総理大臣です。3柱で看た小泉氏の五行は金行が4つ、土行1つ、水行1つで、最も多い金行は通変星に直すと自分自身の星である「比肩(ひけん)・劫財(ごうざい)」に当たり、河野大臣と同じく自己主張の強さが現れています。郵政改革を断固として実行した意志の強さもこの「比肩・劫財」から来ているのは間違いありません。それともう一つ最大の特徴は、強いリーダー星である「巳酉丑の三合(みとりうしのさんごう)」が完成しており、自分星の「比肩」をより一層強めています。誰から何を云われようとやり抜くというブレない姿勢により、20年前に電撃訪朝を敢行し5名の拉致被害者の帰国を実現しました。この胆力は並の人物ではありません。拉致問題は依然として未解決ですが、次はどなたが帰国を実現していただけるのでしょうか。