no.7 五輪理事 食神3っつ 傷官に
五輪理事 食神(しょくしん)3っつ 傷官(しょうかん)に
前回に続いて、五輪不祥事の高橋治之元理事に関する川柳です。四柱推命の通変星には五行と同じく陰星と陽星がありこれに連動して吉星と凶星が配置されています。その中での食神(しょくしん)は陽で吉星、これに対して傷官(しょうかん)は陰で凶星とされています。但し同じ吉星が3つ揃うと陰陽が逆転し凶星に変化するというルールがあり、食神が3つ揃うと傷官に変化します。高橋氏の命式においては、まず日柱に一つ目の食神があり、二つ目は大運(十年運)に食神が巡っており、2022年の干支「壬寅(みずのえとら)」は高橋氏にとっては三つ目の食神となり、食神が3つ揃うことになりました。さて3つ揃って「傷官」に変化するのですが、この傷官は「失職の星」と云われる通り、地位や仕事を傷つけるという凶意があります。高橋氏の命式を歳運(一年運)でたどってみますと、昨年は「劫財(ごうざい)」今年は「食神」、来年が「傷官」で丁度大運の替わり目にも当たる星の巡りで、この流れは、昨年の劫財が「悪事露見する」という意味を持っていますので何らかの煙は出ていたのではないかと推察しますし、今年の食神は既に述べた通りで、来年は大運の最終年であるとともに、まともに傷官巡りなので、全ての不祥事の決着がつくということになります。高橋氏も78才、晩節を汚すことになりましたが、2024年は新たな大運になりますので、穏やかな人生の終盤になることを祈ります。