no.211 傷官の 大関誕生 ウクライナ

傷官(しょうかん)の 大関誕生 ウクライナ

昨日の、大相撲九州場所の千秋楽で、ウクライナ出身の安青錦が優勝を果たしました。2022年にウクライナ戦争が始まり、その戦火を逃れて来日し、21才わずか4年での優勝です。月支元命「傷官」はこれまでにもスーパーアスリートの星として紹介してきました。7才から相撲をはじめたそうです。2019年「正官」巡りで、世界ジュニア相撲選手権で優勝します。2021年「印綬」では、レスリングでも優勝します。そして2022年にウクライナ戦争が勃発します。親元を離れ日本にやってくるのが、まさに「比肩」巡りです。翌年に入門し、わずか3年で優勝を果たし、大関昇進を決めたのが「傷官」の今年です。年柱「甲申」、日柱「壬寅」ですので、今年は「寅巳申の輪刑冲」です。それどころか、大運(10年運)が「己巳」ですので、輪刑冲が10年続いていることになります。今年は、「輪刑冲」の事例を多く取り上げてきました。四柱推命のテキストには、凶現象として最も厳しく作用するとありますが、必ずしもそうでないことは明白です。確かに、不祥事に直面する方々も多くあり、苦しい場面からは逃れられない星ではありますが、それを乗り越えると、関税障壁、ノーベル賞、MVP、優勝を、手にすることを示していただきました。凶だ吉だと一喜一憂せず、日々努力を重ねることを教えられます。

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