no.212　財務相　正財帝旺　ひかってる

財務相　正財帝旺（せいざい・ていおう）　ひかってる

お名前の通り、５月生まれの財務大臣、片山さつき氏の命式です。生日干支は「辛卯」で、十二運は「絶」です。「絶」は政治家では珍しく、芸能や水商売・興業方面に適性がある方が多く、少々むらっ気があって、一貫性が無く中途半端で投げやりな点も多い、とあります。しかし日支「正財」は「帝旺」に座しており、数字にはめっぽう強いことから、財務官僚にはピッタリであったことでしょう。命式には「学士」の特殊神殺もあり、幼年から神童の誉れ高く、天才少女と呼ばれていたそうです。印星が４つあり、月支元命も「印綬」です。印星大過で甘やかされて育ったか、わがままな一面も窺えます。命式には官星がなく、政治家というよりも学者タイプではないでしょうか。来歴からは、３０才「己巳」で年柱「己亥」とは「巳亥の冲」となり、舛添要一氏と離婚されています。４６才「乙酉」で月柱「己巳」と「巳酉半会」となり、「辛／比肩」に変化し、自分が強い時期に財務省を退官、衆議院に初当選しています。そして今年「乙巳」もやはり「巳亥の冲」です。「冲」の巡りで出世を遂げたり、人事異動で昇進することはよくあり、片山氏にも財務大臣のイスが転がり込んできた姿です。２０２７年が１０年運の最終年で、高市首相の試練の時期とも重なります。最強コンビの活躍を期待したいところです。

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