no.185 参院選 公認取消でも 印綬あり
参院選 公認取消でも 印綬(いんじゅ)あり
次の参院選での出馬発表後に、国民民主党から公認を取り消された山尾志桜里氏です。年柱は「甲寅(きのえとら)」、日柱が「丙寅(ひのえとら)」です。やはり、今年の干支「乙巳(きのとみ)」と重なり、物事を強引に押し通す姿を表す「寅巳刑害(とらみけいがい)」が浮上し、今回のゴタゴタを招きます。通変を看ると、月支元命は「傷官・冠帯」です。東大出身で検察官、秀才であることは間違いありません。年柱は「倒食/倒食」で。日柱も「倒食」です。倒食の強い命は一生を通じて平穏が少なく、起伏の激しい人生になりやすいと、とあります。衆議院初当選は2009年で、大きな環境の変化を迎える大運の替わり目に当たっています。不倫が発覚した2017年は「劫財(ごうざい)」巡り。元命「傷官」との重なりは、不倫発覚では毎度登場する「劫財・傷官」の組合せです。翌年2018年は干支が「戊戌(つちのえいぬ)」で、月柱「辛未(かのとひつじ)」とは「戌未の刑(いぬひつじのけい)」で、離婚となっています。議員パスの不適切使用が報道され、元夫より損害賠償請求を受けるのは2021年で干支は「辛丑(かのとうし)」です。月柱「辛未」とは、金銭トラブルの組合せである「丑未の冲(うしひつじのちゅう)」となります。このように、ことごとく刑冲でつまづくことになります。しかし、諦めることはないのでは。今年の通変は「印綬(いんじゅ)」巡りです。党からの公認がないからといって諦めずに、無所属で立候補すれば当選するのは間違いない、というのが四柱推命の看立てです。