no.184 韓国は 四仲神大統領で どう動く
韓国は 四仲神(しちゅうしん)大統領で どう動く
韓国新大統領の李在明氏の命式を看ます。年柱「癸卯(みずのとう)」、月柱「甲子(きのえね)」、日柱「乙酉(きのととり)」で、地支がすべて「卯・子・酉」と四仲神です。これにより「子卯の刑」と「「卯酉の冲」を合わせ持つことになります。天干通変は、「倒食(とうしょく)/劫財(ごうざい)」ですので、外面的には物事を強引に押し通す姿が見られます。しかし地支通変は「劫財/印綬(いんじゅ)/正官(せいかん)」ということは、意外と真っ当な政治家の姿です。天干は見せかけ、地支は本性です。対日強硬派との報道もありますが、国益を考えつつも周囲に配慮する人物と思われます。前回2022年の選挙は、「印綬」巡りながらも尹錫悦氏に敗れました。大運の替わり目に当たっていたのが負の方向に働いたのでしょうか。今年は「比肩(ひけん)」ですので、自らが強い運気にあります。しかし来年は「丙午(ひのえうま)」で四仲神がすべて揃うことになります。これは「桃花殺(とうかさつ)」と云い、色情問題に注意となっていますが、通変も「傷官(しょうかん)」巡りですので、何か不祥事が暴かれ、失職に追い込まれるリスクも窺えます。韓国大統領というのは、常にスキャンダルに見舞われ、最後は職を追われているようです。