no.178 停戦は 印綬の支援が 終わる時

停戦は 印綬(いんじゅ)の支援が 終わる時

これまでにも、ドナルド・トランプ大統領は2回取り上げました。そしてウクライナ戦争は容易には収束しないという見立ても、現在のところは、その通りとなっています。では果たしていつ、停戦の可能性があるかを看ていきます。トランプ氏の月上が「正官(せいかん)」、月支元命が「印綬(いんじゅ)」ですので、地位と名誉に恵まれる素晴らしい命式であることは以前にも触れました。そして、年上も「印綬」です。年支・月支が「戌」「午」ですので午戌の三合半会で、ここでも「丙(ひのえ)」に変化し「印綬」が現れています。つまり命式内に「印綬」が3つあることになります。これはまさに「印綬大過」です。従って、トランプ氏は甘やかされて育ったやんちゃ坊主で、ドラえもんのジャイアンのようなキャラクターです。いじめっ子なんですが、意外と繊細なところも持ち合わせています。そして今年の「巳」巡りで、さらに「印綬」が勢いを得ます。まず大運が「壬寅「みずのえとら」ですので、「寅午戌の三合」が完成します。また、日柱「己未(つちのとひつじ)」との重なりでは、「巳午未の南方合」も完成し、「印綬」がさらに増えます。三合と方合が同時に現れると、意見がまとまらずとあり、そのため停戦協議は難航すると見立てたことは、既に述べました。これは印綬が、支援国であるアメリカだけではなく、欧州各国を表し、みながガヤガヤと言い立てている姿です。つまりこの印綬が勢いを失った時に、停戦が実現すると看ます。まずは、印綬を抑える「正財(せいざい)」が巡るのが6月です。大運にも「正財」が巡っています。しかし、二つの「正財」で「印綬」を抑えることができるでしょうか。ここは、自我星の「比肩(ひけん)・劫財(ごうざい)」へ洩らすということも必要でしょう。8月「甲申(きのえさる)」は日柱「己」と干合し「劫財」が現れます。また、次は、12月「戊子(つちのえね)」の「劫財」、1月「己丑(つちのとうし)」の「比肩」を待たなければなりません。「印綬」という大吉星も、大過すると厄介なことに陥ってしまうということでしょうか。

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