no.148 新代表 卯酉辰戌 公明党

新代表 卯酉辰戌 公明党

石破茂総理大臣は、9月に自民党総裁となり、10月に衆院選に大敗しました。これと同じく、公明党の石井啓一氏も、9月に新たに代表に就任し、今回の選挙で落選となりました。共に吉凶が、月をまたいで翌月に起こったことになります。石破総理大臣のケースは前回分析しましたので、今回は石井代表を看ます。代表就任は9月で、干支は「癸酉(みずのととり)」です。自らの地位を意味する年柱が「戊戌(つちのえいぬ)」ですので、戊癸干合となり「丙(ひのえ)」に変化し、これが自分自身が強くなれる「比肩(ひけん)」となって現れます。さらに、月柱干支が「乙卯(きのとう)」ですので、「卯酉の冲」による玉突き現象となって、代表就任と相成ります。ここまでは吉です。そして10月の干支「甲戌(きのえいぬ)」が巡ってきます。今年の干支「甲辰(きのえたつ)」と、年柱「戊戌」とは天戦地冲という厳しい凶の組合せです。この10月の「戌」が案に違わず影響し、辰戌の冲現象により、選挙で弾き飛ばされてしまいました。歳運(一年運)に巡る通変星も「倒食(とうしょく)」と、選挙においてはとかく不利な「当てがはずれる」という星です。公明党にとっては大激震ですが、再び党勢を盛り返すことを期待したいと思います。

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