no.134 10月に 戌が巡って 引退説

10月に 戌(いぬ)が巡って 引退説

自民党総裁選の告示前ですが、ネットニュースで麻生太郎副総理の10月引退説が出ていました。裏金問題が、麻生派でもあったと報じられていることを受けたものです。筆者は以前より、麻生氏の引退は2025年と予測していました。その理由は、来年が大運(10年運)の最終年に当たると同時に、巡る通変は名誉・勲章の星である「印綬(いんじゅ)」だからです。丁度ここが「上がり」には打ってつけの時期です。また、これまで大運で巡っていた政治家の星である「正官」も次の大運にはなくなり、余生を趣味で暮らすという姿です。しかし、ここでにわかに不祥事が露わになりつつあります。今年の通変星は、「他人に足を引っかけられる」という「倒食(とうしょく)」です。そして10月は「甲戌(きのえいぬ)」の月です。年柱の干支「庚辰(かのえたつ)」とは、「辰戌の冲(ちゅう)」という厳しく凶に作用する「天戦地冲(てんせんちちゅう)」の形です。そこにさきほどの倒食が影響すれば、確かに10月説もありえます。「暴き、暴かれる」という、なんと恐ろしい政治の世界でしょうか。

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