no.131 総裁選 辰戌冲で 出馬か

総裁選 辰戌冲(たついぬちゅう)で 出馬か

先日の岸田総理の退陣を受け、いよいよ総裁選が動き出します。今回は、若手二人の命式を看ます。まず何といっても最注目は、小泉進次郎氏でしょう。命式上では、いくつかの点から出馬は間違いないと思われます。まず大運(10年運)の替わり目に当たっています。つまり、新しい運気に入った初年度です。やはりこうなりますと、何か自分の環境を変えたくなりますので、選挙は打ってつけでしょう。前回の総裁選の、河野太郎氏と高市早苗氏も同じく大運の替わり目にありました。そして、月柱は「壬辰(みずのえたつ)」、日柱は「壬戌(みずのえいぬ)」です。これは、「辰戌の冲(ちゅう)」という凶現象の組合せになっています。しかし、冲は凶といえども、衝突現象ですので、やはり何か衝き動かされて、新たな地位に就くということは考えられます。今年の干支の「甲辰(きのえたつ)」が、この「辰戌の冲」を強く作用させており、大リーグドジャースの大谷翔平選手のチーム移籍、小池百合子氏の都知事再選など、この「辰戌の冲」が大暴れしています。そしてこの現象は、もう一人の注目の若手である小林鷹之氏にも当てはまっています。小林氏の日干が「甲戌(きのえいぬ)」で、やはり「辰戌の冲」です。命式内は、自我星である「比肩(ひけん)」「劫財(ごうざい)」が多く、自己主張の強い人物と推測されます。そして今年巡っている通変星も「比肩」です。自分が強くなっている姿です。こうなりますと、この若手二人にはぜひ頑張ってもらいたいものです。

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