no.129 パリ五輪 とどくメダルに 飛刃あり
パリ五輪 とどくメダルに 飛刃(ひじん)あり
連日、パリ五輪での日本人選手の活躍が伝えられています。四柱推命の観点からは、メダリストにスーパーアスリートの星である「傷官(しょうかん)」があるかどうかが気になるところです。そこで調べてみました。すると、体操で金メダル3個、銅1個を手にした岡慎之助選手の月支元命がなんと、「傷官」です。それも一つだけ輝いているのがスーパーアスリートに共通しており、これまでにも紹介してきた、大リーグのイチロー、大谷翔平、ダルビッシュ、スケートの小平奈緒、サッカーの三苫薫、ゴルフの松山英樹、横綱白鵬と各スポーツ界の頂点を極めたアスリートに欠かせない共通点です。この傷官は、こだわりの星、技術の星で、トップアスリートには欠かせません。また、発想の星、異端の星でもあるので、前回の世相川柳で紹介したノーベル賞受賞者にもあるのかと思いきや、意外と見当たりませんでした。ノーベル賞受賞者は、むしろ管理能力を問われるマネジメントの星である「正官(せいかん)」が中心を占めていました。さて、五輪ですが、もう一つ共通する気になる星があります。それは、特殊神殺の「飛刃(ひじん)」です。前述の岡慎之助選手に加え、柔道男子で前回の東京に続いて連覇を果たした阿部一二三選手。そして東京では兄妹で金メダルを獲得しましたがパリでは敗れた阿部詩選手にも、この「飛刃」が目立っています。この星も「傷官」と似ており、物事を一途に突き詰める性格です。これは、将棋の藤井聡太棋士にも輝いています。