no.126 パワハラは 偏官飛刃 要注意

パワハラは 偏官(へんかん)飛刃(ひじん) 要注意

斎藤元彦兵庫県知事が、パワハラ問題による辞任追及を受け、窮地に追い込まれています。元西播磨県民局長により内部告発されたもので、パワハラの真偽については、今後の百条委員会の調査で明らかになってくると思います。四柱推命の観点からは、パワハラの傾向のある人物像かどうかを看ていきます。パワハラと言っても、行き過ぎた指導かどうかの分かれ目がポイントになります。従って、ヤリ手の人ほど、そのリスクはあるということになります。斎藤氏の命式では、日支通変が「偏官/帝旺」ですので、まさに責任感にあふれたガッツマンです。さらに日干と月干が干合し、ここでも偏官が現れています。偏官の特徴は、責任感強く、物事のけじめや筋道にうるさい人、場合によっては融通が利かず自他ともに厳しい人、とあります。まずは偏官が強く現れる人は、パワハラのリスクが高いと云えるでしょう。それと「飛刃」という特殊神殺があります。これは、言葉の表現が厳しく、舌鋒鋭く相手を非難・批判する、という気質です。この神殺も、パワハラリスクです。このような性格を命式中に持ち合わせ、そして2024年の歳運に巡るは、「倒食」です。クレーム処理や本来の仕事以外のことで動きが多くなり、他人から足を引っかけられたり、人の失敗から損失を招く、とあります。果たして、今後の行方はどのように進むでしょうか。推命論理からは、失職の星である「傷官(しょうかん)」は現れておらず、辞職には至らないのではないか、と看ています。

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