no.116 ドジャースへ 移籍と結婚 辰戌冲

ドジャースへ 移籍と結婚 辰戌冲(たついぬちゅう)

大リーグ開幕を前に、エンゼルスからドジャースへ移籍したばかりの大谷翔平選手の結婚が発表されました。2023年はシーズン最後25試合欠場しながらも、44本塁打で初の本塁打王を獲得し、投手としても10勝5敗という圧倒的な成績を残しました。大谷選手の命式は多くの特徴を含んでいます。日柱は強烈な個性を現わす魁罡(かいごう)干支の「壬辰(みずのえたつ)」で、十二運は「墓」です。そして年柱は「甲戌(きのえいぬ)」ですので、年柱と日柱は「辰戌の冲(たついぬのちゅう)」です。基本的に、冲は凶意に働くものですが、墓に冲が付くと大発展を遂げるとあります。また、日柱の深蔵蔵干には「傷官・冠帯」が隠れていますが、冲現象によって表に現れるとなり、技術を徹底的に極める傷官というスーパーアスリートの星が、大谷選手を支えています。さらに月柱の十二運も「胎(たい)」で、人が為しえないことをやり遂げるという強運の星です。そして、2024年は大運(10年運)の替わり目に当たり、自分の環境を大きく変えたいという思いからか、ドジャースへの移籍を果たすと共に、結婚という人生最大の環境の変化を実現されました。これも2024年の干支である「甲辰(きのえたつ)」が巡り、命式の中にある「辰戌の冲」を作用させた結果です。一つは、冲作用であるエンゼルスからの離脱を意味し、もう一つは、年柱は家に当たることから、結婚して家から離れるという現象に至ります。2025年からは新しい10年運に入り、そこには「甲戌(きのえいぬ)」が巡っています。つまり、次の10年も「辰戌の冲」が作用し続けることになります。さらなる活躍が期待されるところです。

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