no.112 大運が あきらめさせた 爆破事件
大運が あきらめさせた 爆破事件
2024年1月27日、約50年前の連続企業爆破事件で指名手配されていた桐島聡容疑者と思われる人物の身柄が確保されているとの報道がありました。別の名前を使って。神奈川県の病院に末期がんのため入院中でしたが、実名を名乗ったとのことです。この人物の命式からは、いくつかのことがわかります。まず日柱「乙丑(きのとうし)」で月柱も同じ「乙丑」です。大運(十年運)に巡る通変星は「戊午(つちのえうま)」です。つまり日柱と月柱が、大運との間で「丑午の害」がつづいていることになります。その意味は、煩わしいこと多く、神経を病み、精神の安定を欠くとあります。そして今年は大運(十年運)の替わり目の10年目に当たっています。誕生日が1月ですので、70才になったばかりです。そして巡る通変星は「劫財(ごうざい)」です。また、事件のあった1975年もこの人物にとっては当時21才で、大運の替わり目です。これらのことからすると、50年近くの逃亡生活に疲れ果て、病床にある中で、大運最終年による区切りと、劫財による「あきらめの気持ち」が出てきたということでしょうか。この人物の運命の変転も、明らかになってくるかもしれません。