no.110 派閥とカネ 裁判節明け 辰戌冲
派閥とカネ 裁判節明け 辰戌冲(たついぬちゅう)
2024年1月7日、自民党派閥の政治資金規正法違反で、池田佳隆衆議院議員が逮捕されました。2月3日までは、巡る干支は「癸卯(みずのとう)」ですので、この時点での池田氏の命式からは、巡る通変星が「傷官(しょうかん)」という失職の星であることが要因と看ることができます。また、年柱「丙午(ひのえうま)」、月柱「甲午(きのえうま)」は、大運(十年運)の「庚子(かのえね)」とは、「子午の冲(ねうまのちゅう)」の凶現象となり、池田氏の社会的地位を揺るがしています。しかし何よりも厳しい状況は、2月4日以降に巡る2024年の干支「甲辰(きのえたつ)」が、池田氏自身である日柱「庚戌(かのえいぬ)」と「辰戌の冲(たついぬのちゅう)」という天戦地冲となることです。「辰戌の冲」の典型的な意味は、裁判沙汰です。傷官が導火線となり、その延長線上に2月以降の天戦地冲が待ち受けています。