no.107 厄介事 日大理事長 倒食で
厄介事 日大理事長 倒食(とうしょく)で
日大理事長の林真理子氏については、第24回の世相川柳でも取り上げました。当時は、2021年11月、田中英寿元理事長が所得税法違反で逮捕され、その後任として2022年7月に理事長職を引き受けられた時の星の巡りを解説しました。理事長就任の昨年が大運(十年運)の最終年に当たり、今年が大運が替わっての初年度に当たります。アメフト部の違法薬物事件で数名の逮捕者が出て、窮地に立たされておられます。月柱の「丁卯(ひのとう)」と、日柱の「丁亥(ひのとい)」の「亥卯の半会」が今年の干支の「癸卯(みずのとう)」に刺激され動いています。そして現れた通変星が「倒食(とうしょく)」で、自ら引き起こした事ではない事由から、厄介事を持ち込まれるという現象です。今年巡る通変星も「偏官(へんかん)」ですので、苦労の絶えない年となっています。しかし、失職の星である「傷官(しょうかん)」の姿は見られず、辞任は免れそうです。日柱の丁亥は自家干合という干支で、聡明で福事集まるという素晴らしい星を持っておられ、そこには正官/建禄という、正真正銘のトップの星もあります。組織風土を変えるという重責ですが、最後までやり遂げていただきたいと願います。