no.94 エッフェル塔 部長辞職は 傷官で
エッフェル塔 部長辞職は 傷官(しょうかん)で
8月22日 自民党の松川るい参議院議員が女性局長の辞表を提出し受理されました。松川氏は7月の女性局のフランス研修中に撮影した写真をSNSに投稿し、「観光旅行のようだ」と批判を受けていました。そこで松川氏の命式を看てみますと、またしても失職の星の「傷官」の出現でした。そしてその出現も、三合会局によるという珍しい形となっています。まず年柱が「辛亥(かのとい)」、十年運である大運が「乙未(きのとひつじ)」です。これに2023年の「癸卯(みずのとう)」が重なり、亥・卯・未の三合が完成します。そしてその三合は乙(きのと)に変化し、その通変星が「傷官」です。傷官がターゲットとする正官は日柱の深蔵蔵干に隠れていました。これで女性局長という地位を失ったわけですが、松川氏にとっての今年は、大運の最終年にも当たっています。これまでにも繰り返し紹介してきましたが、やはり大運の替わり目には、良いことは起こりません。環境の変化がその人に動揺を与え、現状を不安定にします。参院から衆議院へのくら替えも取り沙汰されているようで、ここは一旦身をすくめ、次への飛躍の踊り場としてはどうでしょうか。傷官の出現と大運の替わり目という二つの凶象が重なれば、出直しの地盤固めの時期かもしれません。