no.93 党首選 正官味方に 現職か
党首選 正官(せいかん)味方に 現職か
国民民主党の代表選挙は、玉木雄一郎代表と前原誠司代表代行による一騎打ちの構図が固まりました。自民党との距離を争点に、議論を戦わせることになりそうです。例によって、両名の四柱推命の命式表から選挙戦を展望してみます。まず玉木代表ですが、年柱は「己酉(つちのととり)」ですので、「卯酉の冲」という凶現象が働き、自身が弾き飛ばされる形ですが、ここは空亡していることから、あまり強く作用しないと看ます。むしろ今年の干支である「癸卯(みずのとう)」は正官となり、これはトップの地位に就くという星です。そして月柱の「戊辰(つちのえたつ)」とは「戊癸干合(ぼきかんごう)」となり「丙」が現れ、これは「比肩(ひけん)」となり、自分自身が強い状態を表します。一方、前原氏ですが、今年が大運(十年運)の最期の年となっており、やはり自分を取り巻く環境の変化を迎えており、代表選に出馬したくなるのは当然です。しかし、今年の「癸卯」は、玉木氏と同じく、日干支の「戊戌(つちのえいぬ)」と「戊癸干合」し丙が現れるのですが、前原氏にとっての丙は「倒食(とうしょく)」となり、「当てがはずれる」という意味につながります。ここは、玉木氏が一歩リードというところでしょうか。