no.78 3電力 卯酉冲で 課徴金
3電力 卯酉冲(うどりちゅう)で 課徴金
企業向けの電力供給を巡る大手電力のカルテル問題で、公正取引委員会は、中国電力・中部電力・九州電力の3社に、総額1010億円の課徴金納付を命じました。これを受け中国電力は、滝本夏彦社長と清水希茂会長が責任を取って辞任すると発表しました。滝本社長の命式から、不祥事発覚に常に絡んでいる「冲(ちゅう)」現象が現れています。年柱「丁酉(ひのととり)」、日柱「己酉(つちのととり)」ですので、今年の年干支「癸卯(みずのとう)」とが組み合わさり、「卯酉の冲」となっています。その上、月柱「丙午(ひのえうま)」は大運に巡る「庚子(かのえね)」とは天戦地冲の関係にあり、凶現象に一層拍車をかけています。課徴金減免制度に基づいて、最初に不正を申告した関西電力は処分を免れたとされていますが、素人目からすると、何か釈然としない制度ではないかと感じています。