no.76 侍J 官星なくば 勇退へ
侍J 官星(かんせい)なくば 勇退へ
ドラマにつぐドラマで、侍ジャパンがアメリカを制し、WBCで優勝を果たしました。栗山英樹監督の、選手の自主性を尊重するリーダーシップも注目を集めました。日本ハムの監督時代に大谷翔平選手が入団し、当時懐疑的な見方もあった、投打の二刀流に挑戦することを決断したのは栗山監督だったそうです。栗山監督の命式における生日干支が「己丑(つちのとうし)」で、その特徴である、頑固で多少偏屈なところもありますが、我慢強く信念を貫く性格が伝わってきます。年柱は「壬辰(みずのえたつ)」の魁罡(かいごう)干支ですので、ここからも何事にも一途に打ち込む面を窺い知ることができます。今回の優勝という結果を四柱推命から看た場合、2023年の干支である「癸卯(みずのとう)」の卯が、月柱の辰と重なり、「卯辰の害(うだつのがい)」という悩みの多い状況を招いている中ですが、特に厳しい凶現象が巡っていなかったのが、幸いしたのでしょうか。また、これを機に勇退する、ともコメントされています。なんと潔いことかと少し驚かされますが、命式の中にも、大運(10年運)にも官星が巡っていないので、現在はまったく地位に執着しない心持ちだと理解できます
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