no.14 回転すし 面従腹背 合と害

回転すし 面従腹背 合(ごう)と害(がい)

直近の旬のネタ、といっても寿司ネタではありませんが、回転すしチェーンのカッパクリエイト社長の田辺公己氏が、前職であるゼンショーホールディングスのグループ会社であるはま寿司の日次売上データをゼンショーの元同僚から数回受け取っていたとして、不正競争防止法違反の疑いで逮捕されました。田辺氏の四柱推命の命式の特徴は、まず五行がすべて揃っている大変バランスの良い命式です。やはり仕事はテキパキとこなしていかれるやり手で、日干「壬午(みずのえうま)」は頭の回転が速く謀ごとに巧みという特徴を持っています。また年柱が「丙辰(ひのえたつ)」、月柱「辛卯(かのとう)」となっており、天干(てんかん)が「丙辛干合(へいしんかんごう)」である一方、地支は「卯辰(うたつ)の害(がい)」と合と害で、年と月が天干と地支で相反する結びつきを示しています。これとは反対に地支が支合(しごう)すれば、別名「天地徳合(てんちとくごう)」というまさに切っても切れない強い結びつきとなるのですが、田辺氏の場合は、表面的には手を組んでいても、肚の中では反発しているという面従腹背の様相となります。年柱は会社を意味し月柱は自分の職場ですので、会社に対して裏切り行為をする人ということになります。大運(十年運)に「申」、年運(一年運)に「寅」が巡っており、「申寅(さるとら)の冲(ちゅう)」で辞職はやむをえないのかもしれません。

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