no.8 紳士服 共に終わる 大運と
紳士服 共に終わる 大運(たいうん)と
何らかの不祥事が発生した時、四柱推命を鑑るとほとんどのケースで一定の星の動きが浮かび上がってきます。今回の五輪不祥事においても関係者の命式にはそれらが現れています。
紳士服AOKIの会長青木拡憲氏も逮捕されましたが、この方の場合は2022年の干支「壬寅(みずのえとら)」が大運(十年運)の最終年に当たっています。これは、以前のブログに記載の中村格警察庁長官の引責辞任のケースと同じです。大運の最終年だから悪いことが起こると決めつけることはできませんが、10年単位の環境の大きな替わり目に当たるわけで、その変化の予兆のように、最終年には諸事煩わしい事柄が自分の身の回りで起こる傾向にあります。そしてそれを引きずるように新しい大運の初年度もバタバタと気忙しい状況となる傾向です。青木氏の命式では、日柱が「戊午(つちのえうま)」と帝旺羊刃(ていおうようじん)の最も強い星で構成されており、若い頃から苦労され自分一代で業界2位の地位を築かれたことは社会的にも大きく評価されています。しかし、今年は大運の最終年で、それも大接木(だいせつぼく)という30年単位の大きな季節の変化に当たる時期となり、その変化への対応に誤ってしまいました。苦労人だけに企業はまだまだ成長を遂げることと思います。